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音楽を楽しみながら英語のリズム感を身につけられる!
「洋楽が好きで英語学習を始めた」という人は多いのではないでしょうか?
「洋楽をかっこよく歌えるようになりたい!」
「歌詞を見なくても歌の内容が分かるといいなぁ」
・・・と、考えている学習者はきっとたくさんいますよね。
そんな人は特に要チェック!
なんと、音楽を英語学習に役立てることができるのです。
このことは、英語教育と音楽評論に定評のある東京大学の佐藤良明教授の下記のようなお話からも伺えます。
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現代の標準的な英語というのは、英語の歌そのものなんです。 特にロックンロールが浸透した1960年代以降の歌がもつビートは、英語を話すときのリズムとまったく同じ。
日常会話の語りを強調するためにビートを強めに付けると、それがそのまま歌になります。
例えば、ストーンズの「Start Me Up」という曲の場合。 最初の "Start me up!"
というフレーズは、Start はスピードが遅く、me は速く、up に強いアクセントが付いていて、まさに英語の話し方と同じです。
ビートルズの「I Want To Hold Your Hand」の "Listen, do you want
to know a secret" も、このリズムと抑揚は、感情のこもったしゃべりそのままです。 |
※:『英語でしゃべらナイト』
2006年2月号 p.64 より抜粋 |
どうでしょうか?
英語のリズムをより強調したものが音楽のリズムなんて、ちょっとオドロキですよね。
言語にはそれぞれ特有のリズムがあるものですが、英語と日本語のリズムはまったく異なっています。 イントネーションやアクセントなど英語独特のリズムは、意識的に練習しないと日本人には身につけにくいものなのです。
ネイティブ並みの英語のリズム感を身につけたいのであれば、英語学習に音楽を取り入れない手はありません。
聴こえるまま、もしくは、分からないところの歌詞を見ながら・・・。 どちらでもかまいません。 いずれにしてもリズムにのって歌いながら、楽しく英語のリズム感を養うことができます。
発音やリエゾン(前と後ろの単語がくっついて音が変化すること)についても、練習を繰り返すうちに自然と身につけることができるのも魅力的です。
また、音楽を聴いてリスニングやディクテーション(書き取り)をするのも効果的だと思います。
歌詞が完全な文法でないことも多いのでその点は注意が必要ですが、語彙力やネイティブの感覚が養われるのでおもしろいですよ。
ところで当たり前のことですが、この学習法のポイントは「自分の好みに合った音楽を使うこと」です。
私も学生の時に音楽を使って発音練習やディクテーションをした経験がありますが、やっぱりその時自分が好きだった曲を題材にしたからこそ、分からない箇所があっても気長に継続学習ができたのだと思います。
私が初めて発音・ディクテーションを共に取り入れて練習した曲は、マライア・キャリー の "There's got to
be a way" でした。 繰り返し聴かないと分からない箇所はありましたが、好きな曲だったのであまり苦もなくやっていた気がします。
今でも音楽通して英語に触れる機会は多いですが、「勉強」と感じることなく気軽に取り組めるのがいいですね。
ただし、いくら好みだと言っても自分の英語レベルに合った音楽を選ぶ必要があります。
前述の佐藤教授によると、初級者にぴったりなのはブルースと1960年代以降のロック系ポップス。
ブルースは「歌詞が単純だから」、ポップスは「英語のビート間が強くしゃべり言葉の練習に最適だから」だそうです。
特にブルースでは言葉が明瞭な B.B.キング 、ポップスでは
ビートルズ
や マドンナ
をおすすめしています。
中級〜上級者レベルの人には、「スローな4ビートにのせて、感情豊かにつぶやいたりささやいたりする練習になる」という理由から、エラ・フィッツジェラルド
や サラ・ヴォーン
といった1940〜50年代のジャズ・ボーカルや、ミュージカル映画の音楽が適しているようです。
スピードが速いヒップホップやラップは、かなりの上級レベル向けと言えそうです。
私は大学の英語の授業で題材に使われたのをきっかけに ビートルズ を聴くようになったのですが、確かに聴きやすいうえに英語のリズムも含まれていて英語学習に取り入れやすいと思います。
音楽を取り入れた英語学習は、いかにも「勉強」と構えることなく気軽にできるのが最大のメリット。 英語のリズム感やリスニング力を養いたい人だけでなく、「何から英語学習を始めてよいか分からない」「単調な英語学習に変化を与えたい」という人など、すべての学習者におすすめしたい英語学習法です。
アマゾン
や HMV
など、最近は挿入曲が試聴できる音楽サイトがたくさんあります。 まずは自分の好みやレベルに合った音楽を探してみてはいかがでしょうか?
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